2024年度島実自遊祭が行われました

島実自遊祭第四章第十六景「誕生〜つなぐ魔法・ビビデバビデブー〜」が、先日無事に開催されました。今年は一日順延の日程となりましたが、プレ一般公開・一般公開の両日ともにたくさんの方にお越しいただきました。初めていらっしゃる方から懐かしい卒業生や保護者の皆さんまで様々な立場の方をお迎えすることができ、大変有り難くまた嬉しく思います。

今年から新たに始まった第四章は「生命(いのち)」がテーマとなりました。これまで受け継がれてきたものを大事に守りながら、自遊の森とともに様々なつながりの中で豊かないのちを育んでいく、という私たちの想いや願いが込められています。「つなぐ」という意志をもって多様な人々と縁が結ばれ、どんな魔法がかけられていくのか、そしてそれぞれの、また私たちの夢が叶い、どのようなものが“誕生”するのか。自遊の森での初開催ということも良いきっかけとし、生徒・職員で話し合いも重ね、自遊祭の在り方も私たち自身のつながりの力も様々に見直しながら新たな取り組みにも挑戦していきました。

準備期間中は生徒・職員ともに試行錯誤を重ねながら、また臨機応変に対応できるようおもてなしの練習をしながら当日を迎えました。島実らしいあたたかなおもてなしができるよう、決められたマニュアルではなく、その場に応じて自ら考え行動するという学びも生かし、互いに連携しまた来場された方々ともコミュニケーションを取りながら対応する様子に大きな成長を感じました。そうして今年も一人ひとりの持つ力が発揮され、たくさんの笑顔の花が咲く、自遊で豊かな場が作られていったことを嬉しく誇りに感じます。また、今回見えてきた課題も大事な学びとし、このあと続く学校生活や次の行事へ向けて試行錯誤を重ね、じっくりとこの自遊な学びの場を育てていきたいと思っています。

この自遊祭を通してたくさんの魔法がかけられる瞬間に出会えました。それは決して偶然ではなく、ささやかでも確かな想いが芽吹き、意志となり多様な私たちがつながることで誕生したものだったと改めて感じます。私たちが出会ってきた希望の光、そして島実にかかる魔法の力をまた皆さんと一緒にこれからも守り継いでいきたいと思います。ご来場いただいた皆さん、手伝ってくださった皆さん、来場は叶わずとも応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。自遊祭は閉幕しましたが私たちの旅はこれからも続いていきます。より自遊に、より豊かに、よりやさしく。これからも皆さんの旅が素敵なものとなりますよう願っています。



























































































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