school_b

学校紹介

school

わたしたちの学校は、個性を尊重します

本校は多様な能力と可能性を秘めながら、なんらかの理由でそれを伸ばし切れないでいる生徒や、中学では休みがちであったものの、もう一度学校という場で学びたいと考えている生徒たちにとって、よりふさわしい教育環境を提供したいと考えています。生徒たちが心を開き、「友とふれあい」「学ぶ喜びを得」「人間として自立する」ことに目を向け、一人ひとりがそれぞれの将来を切り拓くことができる、個性豊かな人間として育つことを目指します。

・心ふれあう自由な校風の中で個性を伸ばす・ 生活していく上で必要な基礎学力を身につける ・どんな生き方を選んでも役立つビジネスの専門知識を深める ・充実した一般教養科目で大学や専門学校に進学する道をつくる ・一人ひとりの隠された力を探し発見する

通信教育(技能連携)は、行っていません

本校では義務教育に取得すべき基礎学力を全ての生徒が身につけ、その上にそれぞれの希望と能力にあった様々な知識や技能を得ることを基本方針と考えています。そこで、大学入学資格が与えられたことを契機に、それまで行っていた広域通信制高校との技能連携を廃止し、少人数制、習熟度別クラス編成など独自の制度を設け、生徒一人ひとりの能力を引き出すことを主眼とした教育を実施しています。

大学入学資格が与えられています

本校は昭和61年に文部省(当時)より大学入学資格付与校に指定されました。したがって、本校を卒業した全ての生徒には大学入学資格が与えられています。そうしたことから、近年は4年制大学をはじめ、短大、専門学校への進学者が増加しており、本年度も卒業予定者のおよそ8割が進学を希望しています。又、高卒以上を受験資格とする公務員採用試験や、各種国家試験の受験も可能であり、就職に関しては高卒者と同等の待遇が受けられます。

島田実業高等専修学校の位置付け

島実の位置づけ

大学入学資格に関し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者の指定の一部改正について(昭和60年9月19日 文高大第253号)
【 目 的 】
大学入学資格に係る専修学校高等課程の指定は、後期中等教育の多様化・活性化に質することを目的とする。
【指定の要件】
一、中学教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、基本的な普通教育に配慮しつつ、職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、又は教養の向上を図ることを目的とした教育を行うものと認められる専修学校高等課程であること。
二、修業年限は3年以上であること。

 

大学入学資格付与指定校における

専修学校高等課程卒業資格の幅広い魅力

本校の卒業資格は高卒資格と同等の資格です。高等専修学校としての強みを生かし、様々な生徒の現状に合わせた教育を最も大切にしています。

文科省より大学入学資格付与校に指定されています。

大学入学資格の付与により、進学希望者も多く在籍しています。就職に関しても公務員採用試験や、各種国家試験の受験が可能であり、高卒者と同等の資格が得られます。

高卒認定試験を受験しなくても大学・短大への進学が可能(※一部の大学において推薦入試の資格が認められておりません。現在、全国の高等専修学校が協力してその是正に取り組んでいます)。

高校卒業者と同じ条件で資格取得や就職試験を受験可能(※人事院規定で三年制高等専修学校卒業者は高校卒業者と同等と定められており、企業への就職、国家公務員受験資格、初任給等において、高等学校卒業者と同等の基準が適用されます)。

本校が技能連携を行わない理由、それは生徒一人ひとりと向き合いたいから。

①技能連携制度では、生徒一人ひとりの現状や、能力に合わせた、習熟度別の授業編成ができません。生徒一人ひとりに対するケアが足りません。

通信教育の勉強は、自学自習が前提となっています。その成果はレポート(課題)の提出により評価されます。レポートの内容は基本的に高校のレベルに統一されています。そのため、一人ひとりの習熟度に合わせたレポートの作成や勉強は、制度として極めて難しいということになります。本校のように長期間学校を休んだ経験をもつ生徒たちが在籍している学校では、それぞれの学習理解度が一人ひとり異なるため、画一的な内容で授業を進めるのは望ましくないと考えています。

技能連携制度だと、勉強も二校分、授業料も二校分、生徒や経済的な負担があまりにも大きい。

二つの学校に在籍するということは、基本的には高等専修学校で行う授業と通信教育での勉強と二校分行うことになり、その分生徒の負担は大きくなります。また経済的にも、それぞれに授業料(通信課程は一般的に年間100,000円程度)がかかり、負担が大きくなります。

技能連携制度を利用しなくとも、卒業後の進路は高卒と何ら変わりありません。

本校のように大学入学資格が付与されている高等専修学校を卒業すると、大学や専門学校への進学は高卒とまったく同じように可能です。また、公務員試験や就職試験も高卒と同等に受験することができます。

その他、就学支援金や各種奨学金、通学定期の割引など高校と高等専修学校の格差はありません。