3年生 テーブルマナーが行われました

 6月7日金曜日、天候にも恵まれ爽やかな初夏の陽気の中、3年生は大井神社宮美殿にてテーブルマナーを行いました。テーブルマナーの前には境内にて大井神社や大井川の歴史について詳しく教えて頂きました。特に江戸時代には幕府より大井川に橋をかけることが禁止されていたため、川越人足が活躍していたこと、さらに大井川が交通の難所ということから大井神社の神様は交通安全、旅の神様にもなったことなど、大井川を源として島田の歴史が紡がれ、現在に至っているそうです。大変興味深い話が多く、勉強になりました。拝殿では、私達のこれからの幸せを願い、禰宜の方からお祓いをして頂きました。禰宜の方からは、神様と人との関わりや「天は自らを助ける者を助ける」「神頼みばかりして自分から行動を起こさないことは何も意味がない。」というお話があり、神に祈る上では感謝と誓いが必要であり、自分から行動を起こしていく大切さを学びました。
 お待ちかねのテーブルマナーでは、かつてイギリスとフランスが対立関係にあったことから、テーブルマナーにはイギリス式とフランス式のマナーがあり、形式が真逆であることを学びました。実際に料理が運ばれ、いざナイフとフォークを使うとき、はじめは緊張も重なって生徒たちにはぎこちなさがありましたが、講師の方が生徒と関わりながら丁寧に指導してくださったことで食事を楽しみつつ人から教わることの楽しさも感じていたように思います。食事を終え、会場を去る際に宮美殿のスタッフの方からテーブルに生徒たちが感謝のメッセージを残していたことを教えて頂きました。島実生の優しさを感じ、心がとてもあたたかくなりました。テーブルマナーを学び、お料理を頂きながら親睦を深めることもでき、お腹も心も満たされる時間になりました。
 私たち職員や大井神社の方や講師の方さらに宮美殿のスタッフの方それぞれの想い、愛が詰まったあたたかな時間を過ごすことができました。関わった全ての方に感謝したい気持ちでいっぱいです。課外学習において普段教室で学んでいることが繋がり、やはり学びには境目がないということを改めて認識しました。これからも様々な場面において生徒たちが五感を使い学び楽しみながら教養を深めていける場を提供していきたいと思います。
※今回、特別に許可を頂き拝殿内の撮影をさせて頂きました。





















































 

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