1・2年生対象の進路説明会が開催されました

 2月2日(金)に1・2年生対象の進路説明会が行われました。
 第一部では、まず、進路について、教職員の体験談を交えながら考えていきました。進路とは進学先・就職先を決めることではなく、自分が何者かを知り、何を大切にして生きていくかを考えて試し続けることであることや、自己肯定感や自己効力感を育てることで、主体性や実行力が高まることなどを学びました。第一部の後半は、今年度の具体的な進路状況を確認しながら、進路のために、これからの学校生活を大切にすることがとても重要であることを伝えていきました。
 第二部では、学校長の藤平先生が3年生2人にインタビューするという形式で、進路に関する体験談を聞いていきました。進路先を選んだ理由やその時期、面接で聞かれた内容や、緊張したときに落ち着かせる方法、さらに小論文の対策方法など、盛りだくさんのさまざまな内容で、1・2年生たちも興味深く聞いていました。最後の「島実生活はどうでしたか」という質問に、「勉強、趣味、友だち、先生など【好き】が増えた。周りに認めてもらえたことで、好きなものに自信が持てるようになった」と答えてくれたのは、とても嬉しかったです。
 第三部では、卒業生2人を迎え、理事長の角田先生と様々な話をしていきました。島実での学びが社会にでてどう役になっているのか、学生時代に大変だったこと、苦手なものと折り合いをつける方法など、1・2年生の質問にも答えながら、笑いあふれる体験談を聞くことができました。最後に在校生へのメッセージで「私は島実が好き。思い返しても好きだし、今も好き」と言ったのを聞いて、島実の職員として誇らしく感じました。
 2時間半があっというまと感じるほど楽しくて有意義な時間でした。進路を考えることは本来は楽しいことだとなんだと再認識しました。これをきっかけに1・2年生たちがワクワクしながら進路を考えてくれるのが楽しみです。



















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