2024年 保護者対象 講話・交流会のご報告
2024年07月07日
6月21日(金)に保護者対象 講話・交流会が行われました。
在校生や卒業生の保護者の方を中心に、職員も含めて和気藹々とした良い時間をすごすことができました。保護者対象 講話は理事長より《「受けとめる」ということ ~ほど良い親による ほどほどの育児~》というテーマで行われました。
子どもとの関わりの中で、ともすれば上手くできないことを責めたり、間違っていることを親の目線から教えたりすることが多くなってしまいます。その子が本当はどんな思いでどんな言葉を必要としているのか、気がつかないこともあるかもしれません。支援とはその子が何を必要としているのかを知ることから始まり、その子の想いに寄り添って支えてあげることが大事であるという話がありました。またウィニコットの「完璧な親による完璧な育児ではなく、ほどよい親によるほどほどの育児こそが子どもにとって大切だ」という言葉をもとに、「受け止める」ことと「受け入れる」ことの違い、無条件での受け止められ体験の中で、自我に強さが与えられ、環境への信頼が生まれ「本当の自己」は生きたものとして発達するという話しを受けて、深く頷いていらっしゃる保護者の方も多く見られました。
講話のあとの交流会も大変盛り上がり、お互いの子育てについてお話ししたり、お子さんの学校での様子や家での様子、また親としてのあり方を楽しく共有しながら学ぶことができる有意義な時間となりました。保護者の方同士だけでなく職員とも交流を広げていただくことができ本当に嬉しく思っています。今後ともよろしくお願いします。
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