生活について
豊かな経験が生徒の心を育みます
無理のない“1日の時間割”
1時限は45分授業で、1日6時限で構成されています。始業時間は、通学距離や通学時間を考慮して、生徒にとってなるべく無理のないよう、希望アンケートを実施したうえで決められています。
朝の読み聞かせ
静かな朝の15分間を「読み聞かせ」の時間に当て、職員が毎週交代で詩や物語を朗読します。数々の作品に出会うことによって、想像する力や豊かな感受性を育んだり、耳を傾ける姿勢や言葉の力を培います。
タイムテーブル
毎週水曜日はノーチャイムデー
授業の始まりや終わりの時間を知らせるチャイムが水曜日のみ鳴りません。この日だけは「時間を自分で管理する」ということによって、自立の心を促します。
商業デザイン
水曜日の午後(5・6時限)は、1年生から3年生まで全員でそれぞれが選んだ実技的科目(人形劇・和道・写実・技術家庭)の活動を行います。自分が興味を持っていることを、仲の良い友達とだけでなく、他の学年の人たちとも交流しつつ体験することによって、人間関係の幅を広げたり、一緒に一つのことをやり遂げていく達成感が得られます。秋の学校祭は、この科目の発表の場でもあります。
イベントカレンダー
4月
入学式
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●私は入学式というと硬いイメージがありました。先生や代表生徒の挨拶をただ聞いているという感じで、“セレモニー”というよりは、“やるべきこと”という思いが強かったです。しかし、この島実の入学式は最初からその考えが消し去るほど意外性がありました。驚きのあまり笑顔がこぼれました。理事長先生、校長先生、保護者代表の方のお話は、過去も未来も全てを包んでくれる優しさがあり、とても感動しました。式全体があたたかい雰囲気で、この学校に入学できて良かったと強く思いました。これからの学校生活がとても楽しみです。
●不安でいっぱいだった入学式でしたが、家の中でやっているような優しい空間でした。先生方と共に学び、生徒の自主性を伸ばしてくれる学校だと思いました。不安ではありますが、この学校で3年間学ぼうと思えました。愛であふれていると思いました。自分を高められそうです。
●不安で胸がいっぱいでしたが、先生方のあたたかいお出迎えのおかげで、不安も吹き飛び、最後まで楽しく聞くことができました。学校なのに学校じゃないような迎え方でかなり緊張していたのがだんだんほぐれて、最後にはこの学校ならばいままで学校に行けていなかった私でも行けるかなと思いました。これから島実生になると思うととてもわくわくしました。
5月
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●外に出て、みんなと歩いて遊んで笑い合うのはとても気分がいいです。自然の風景を眺めながらする話はいつもと
違うかんじがして、クラスの仲間や先輩と深く関わることができとても良かったです。
ブラインドウォーク
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●暗く、何も見えなくて怖かったけれど、ペアの子が優しく声をかけて誘導してくれたので、安心して歩くことができました。いろんな言葉を交わしながら伝え合い、楽しくできたと思います。コミュニケーションの大切さを知りました。
6月
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「だいじょうぶ」遠い自分と手をつなぐ
●今回紫陽花句会を行ってみて、普段、何気なく見ている景色や物の見方が変わり、視野が少し広がった気がしました。これからも、季節が変わり色々な景色が見れると思うので、色々な見方をして、もっと沢山の事に気づけたらと思いました。
●今まで俳句を書いたことがなかったのでとても難しかったです。だけど今までは感じなかったことを感じられたような気がしてとても楽しかったです。
また1つ自分のことを知れたような気がするのでよかったです。俳句は作るのが難しいけど思いついたものを形に出来るというのはすごく楽しいなと思いました。
今まで知らなかったことを知れてとても良いなと思いました。
●普段は俳句というものにほとんど触れず、今日の紫陽花句会も上手く出来るか不安でしたが、先生方の手厚い説明やサポートのおかげで、楽しく、自分の思い通りの句を詠むことができました。こういう機会は珍しく貴重なので、今日のことを忘れずにこれからにつなげていきたいです。
●今回、私にとっての紫陽花句会は最後となりました。一年生、二年生、三年生と学年が上がっていくごとにことのはが豊かになっていくと同時に、島実で経験したことがたくさん増えていき、一、二年生の時にはなかなか出てきませんでしたが、三年生になった今回では自然にことのはが浮かんできました。
私が考えた句を何度読み返しても、自分自身の成長が本当に伝わってきて嬉しい気持ちになりました。紫陽花句会を通して、改めて希望を持つことができました。
●紫陽花句会では、頭でイメージした情景を十七音の言葉に乗せて伝えていきます。
先輩や後輩の自分とはまた違った視点から映し出される情景は自分の中のまた新たな引き出しを開けてくれるかのように感じます。人が見て、触れて、感じたものが言葉に乗り心にスッと入ってくる感覚というものは紫陽花句会ならではの感覚なのかもしれません。
自分の中から生まれる言葉が見た人に届き、またその人が伝える言葉の中に自分が感銘を受ける。そんな幸せなループがこれからも続くといいなと思います。
合宿(※ 感染状況により中止することがあります)
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●学校では体験できない時間を過ごすことができました。まわりの人と協力し、呼びかけや助け合いをすることで、全体がより仲良くなれたと思います。夕べの集いでは夜のお散歩に出かけたのでドキドキしました。
●生き物と遊んだり、友達としゃべったり、何もしなかったり、ゆったりリフレッシュできたりと、大変有意義なひとときを過ごせました。また、班のみんなと協力してカレーを作ったり、今まであまり話すことがなかった人とも話ができたりして、今まで以上に仲良くなれた気がします。
7月
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●とてもあたたかみを感じたフェスタでした。みんなが人のために動き、みんなが活躍していました。来てくれた人の笑顔を見て、ありがとうという言葉を聞いて、幸せな気持ちになりました。
●当日はショップやバザーでの販売の手伝い、ライブへの出演をしました。ショップではみんなが作った作品で笑顔になる人たちを見て、嬉しい気持ちになりました。ライブは、演奏に合わせて手拍子をしてもらい、とても盛り上がりました。あたたかい時間を過ごすことができました。
10月
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●初めての自遊祭だったけれど、自分のやるべきことが出来てとても充実した自遊祭だったと思います。自分は中学生の頃から祭などあまり好きではなかったけれど、みんなで育てていったこの自遊祭はとても好きになれました。はじめのうちは「自遊祭なんて」と思っていたときもありましたが、作業を進めていくにつれてどんどんと自分の心が動いていくのを感じました。(1年)
●準備期間は楽しかったです。全力で何かに取り組むことでいろいろな感情が出てきます。その時は辛かったり苦しかったりするけれど、それも含めて楽しかったと思えることを知りました。
見つけたこと、学んだことは数えきれません。来年は私たちが先輩方のように1年生を支え、守っていきたいと心から思います。(2年)
●準備期間中は正直辛いこともあったし、人間関係でつまずくこともありましたが、みんなで乗り越えることができました。そのつまずきから学ぶことの方が多かったので今はとても感謝しています。いろんな性格の人がいるという当たり前なことをあらためて感じ、それぞれの感じ方、考え方があるということを学びました。
さらに、準備期間を通して島実を大好きになることもできました。いろんな先生方とも関わり、自分に自信がつきました。人と関わることはこんなにも楽しくて幸せなんだと気づくことができました。当時は辛かった不登校の過去にも今はとても感謝しています。辛かったことを乗り越えると幸せが待っていることにも気づきました。私にとって最高の思い出になりました。(3年)
●活動していく中で、自分らしさ、自分の味を見つけることができました。人と自分は違うから、自分は自分なんだと理解出来ました。今まであまり泣くことができませんでしたが、今回の準備期間では涙がこぼれることもたくさんありました。本当の自分の心の声を聞くことができたからだと思います。ありがとうございました。(3年)
11月
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●今まで遠いものだと思っていた進路のこと。大学へ見学に行くのは初めてで、建物も雰囲気も全て新鮮に感じられました。進路のことが、より近づいてきて考え始めるいいきっかけになりました。
●卒業してからの進路というものに不安を感じていたけれど、大学のキャンパス見学で、卒業生のお話や、体験授業、学食などを体験することができ、不安が少なくなりました。また、勉強は難しそうでしたが、自分の夢に向かって学んでいく場所だからきっと楽しいんだろうなと思いました。
12月
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●クリスマス会は、3年生が先輩から受けついた『想い』や『思い出』、『魂』を 2年生へ伝えていく島実家族伝統の会になります。 2年生の時には、どうしたら『同級生』ではなく『仲間』として呼べるのだろう。 どうしたら3年生の笑顔を見ることができるのだろうとたくさん悩んだことを覚えています。 3年生から「あなたが自分達の後輩で本当に良かった」と抱き締めながら伝えてくれたその言葉は 今も私の胸に刻まれ、私の存在意義を感じることができました。 3年生になると2年生の時のような不安感は全くなく、とにかく後輩が作り上げてくれる 『私たちのための会』がとても楽しみになってきました。 私たちが全身全霊でこれまで届けた言の葉や魂が本当に後輩に伝わっていたのか、正直心配な部 分はありました。ですが後輩たちが作り上げてくれたクリスマス会を見て吹き飛ばされました。 「あぁ、私たちが先輩として伝えた『からの言の葉』はちゃんと後輩に届けることができたんだ」 そして、作り上げることができるのかと心配していた2年生が自分達の力で最高の会を作り上げて くれたことが何より嬉しくて、誇らしかったです。 クリスマスに灯される柔らかな灯火と温かな想いの交換は時間を止めてしまいたいと思うほど名 残惜しく、大切で愛おしい時間となりました。
●2年生がおもしろいネタをやってくれたり、憧れだと言葉で伝えてくれたりして本当に嬉しかったです。1・2年生からのメッセージは本当に素敵で、改めてこんなに愛されている私たちは幸せだと思い、みんなから、島実から、離れたくないと思ってしまいました。島実家族の愛を感じた、最高のクリスマス会でした。
●とても心あたたまる会でした。笑いあり涙ありの会で思い出すたびに胸がいっぱいになります。あのね、あのね、と交わした言葉、ありがとう、大好きだよ、と島実での3年間を通してやっと言えるようになった素直な気持ち、これからも大切にしていきたいと思います。きっと、一生忘れられない思い出です。
●自分の未熟さを受け入れ、他人を理解するということの難しさを知りました。自分がまだ1年生、中学生の頃には想像もできなかったほど、感情が豊かになっていると感じました。会が終わったあと先輩と話した時間もとても心地よい時間で、これからは自分たちが頑張らないとという種が実りました。
1月
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●教科書だけでしか見たことのない歴史的建造物を間近で見ることができました。飛行機に乗って雲の上から街や海を見下ろすことができたり、今まで味わったことがないことをたくさん経験できました。
●旅行中楽しいワクワクをたくさん感じました。大切な思い出ができ、みんなで旅行出来たこと、とても楽しかったです。
3月
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2020年度 卒業式 答辞
春告げ鳥の目覚めと共に爽やかな草木の芽吹きを感じられる今日、私達の為に創意工夫された今年らしい式を挙行して頂き心より御礼申し上げます。
そして、先生方をはじめ保護者の皆様にもご臨席いただき時間を共有しながら卒業式ができることを卒業生一同を代表しまた厚く御礼申し上げます。
私たちが島実で過ごした三年間は沢山の色に出逢い、充実した日々でした。三年前、生まれたばかりの雛鳥のように慣れない環境の中でここにいる仲間と出会い、それぞれの違う鳴き声を一緒になって響かせ合い横の繋がりを広げてきました。二年前、幼鳥になり下に新たな妹弟ができ、よき兄、姉になれるように必死で先輩の若鳥の背中を見て勉強していた日々を思い出します。そんな日々の中で先輩方の偉大さを肌で感じ私たちもこんな大きな存在になれるのかと不安でいっぱいでした。しかし、先輩方が飛び立つ準備を一つ一つこなしていく姿を見て、微力ながら先輩方のかえる場所を守っていきたいと感じ、問いかけるように「守る」と口にしました。そして今、私たちは先輩方と同じ若鳥となって一年が経ち、今日この卒業の日を迎えました。
この最後の一年は私たちにとっても、島実にとっても世界にとっても未知に溢れた1年だったことと思います。突然現れた「目には見えない敵」が私たちの何気ない暖かな日常をいとも簡単に奪い、これまでたくさん見ることができた仲間の笑顔が布で覆われ、「またね」がいつになるのかわからなくなったのと同時に、“またやろう”と思っていたことが最後にできなくなりました。
ただ、悔しさなのか悲しさなのかもどかしさなのかわからないモヤモヤとした感情をぶつける場所は何処にもなく「目には見えない敵」に投げたところでそれは全く別の濁った言の葉に変わり、何の罪もない他の誰かを苦しめてしまいます。そんな時、私たちはひまわりという一輪の希望の花に出逢うことができました。ひまわりは希望の方向へ向きを変え、照らされた場所は「あい」の溢れる暖かな言の葉で彩られた世界でした。私たちはひまわりに出会うことができたから、これまで何気なく過ごしてきた当たり前の日常がどれだけ特別なものだったのか、仲間の笑顔がどれだけ自分の笑顔と繋がっていたのか、当たり前にできていたことがどれだけ日々の生活に鮮やかな色を加えて行ってくれたのかと考えるきっかけとなり沢山の視点で生きている奇跡を感じることができました。
そんな特別な日々を思うと改めて、今日この卒業式を迎えることができたことも奇跡のように思います。後輩たちが楽しみにしていた沢山の行事が中止、延期される中、私たち三年生はとても貴重な時間を過ごさせて頂きました。先生方、今まで私たちを第二の家族のように育ててくださりありがとうございました。時に、未熟な言葉や態度でご迷惑をおかけしたと思いますが、ここまで歩いて来れたのは先生方のおかげだと思っています。私たちはこの島実を「ひまわりの世代」として守ることができて心から幸せでした。ありがとうございました。大好きです。在校生のみんな、まずはここまでついてきてくれてありがとう。本当は私たちが先輩方からしてもらったように思いっきり抱きしめて喜びを分かち合いたかったのですが、それは叶わなかったのでその代わりに今日ここにいることができなかった後輩にも届くように言の葉を届けたいと思います。貴方たちがいてくれて、支えてくれたから私たちは先輩として、一番上で真っ直ぐ立っていられたのだと思います。本当にありがとう。大好きだよ。卒業生のみんな、みんなには本当に感謝しています。未熟な私でしたが、みんなが力を貸してくれたから私たちらしい自遊祭ができたと思っています。私はこんなに強くて頼もしい仲間に巡り合えたこと心から誇りに思います。支えてくれてありがとう。一緒に歩みを進めてくれてありがとう。大好きだよ。保護者の皆様、本日は私たちのためにご臨席いただき、そしてこれまで陰ながら応援してくださりありがとうございました。この場所をお借りして伝えさせてください。お父さん、お母さん、私をここまで育ててくれてありがとう。私は二人の自慢の娘になれたでしょうか?私は自分の家族は世界で一番の暖かな家族だと胸を張って言えます。そして心から二人のもとに生まれてきて、生きていてよかったと思っています。いつもありがとう。大好きです。
私たちが島実で関わった全ての皆様に、改めて心から感謝の言葉を伝えさせて頂きたいと思います。ここまで私たちを支えてくださり本当にありがとうございました。
私たちが「失った」と思っていた日常は真っ白なキャンバスへと変わり、描いていく全てがまた新たな当たり前の日々へと繋がっていくことでしょう。私たちは、これから描く日々を、より自分を成長させるための鮮やかなものになっていくように、沢山の選択肢を考えながら生きていきたいと思います。今度は遊子の方々が描いていた大きな虹に私たちも加わり、島実を陰ながら守っていきたいと思っています。ですが、卒業後も変わらぬご指導のほどよろしくお願い致します。
最後になりますが、あいの場所であるここ「島実」が私たちのかえる場所としてますます発展していくことを心から願うとともに、いつも皆さんが虹のひまわりのような笑顔で大切な毎日を過ごせますように祈りを込めて答辞とさせて頂きます。
2020年度 卒業式 謝辞
やわらかな春の光に包まれるこの佳き日に、晴れて卒業の日を迎えることができました。
五十九名の卒業生の保護者を代表いたしまして、お礼の言葉を述べさせて頂きます。
本日は、このような素晴らしい卒業式を挙げて頂き、また心温まるお祝いの言葉をいただきありがとうございました。
昨年より、新型コロナウイルス感染症が世界中に猛威を振るい、日常生活が変わってしまう現実に直面しましたが、今日ここに無事に卒業式を迎えられ万感の思いであります。
理事長はじめ、校長先生、諸先生方に心より厚く御礼申し上げます。
三年前、高校進学について悩んでいました。
中学では病院通いが中心で、ほとんど学校に行けない状態でした。進学を1年伸ばして体調が良くなるまで待とうかと悩んでいた時、合同説明会に参加し、角田理事長に出会いました。
個別の説明会で「大変でしたね。一人ひとり進むペースが違うのは当たり前のこと、その子にあったペースで進んでいけばいいんですよ」と言って頂き気持ちがとても軽くなり、この子をお願いしたいと思ったのを覚えています。
この出会いが島実ファミリーの第一歩となりました。
入学式の写真では不安げな表情の子供達が写っていましたが、学校生活が進むにつれて楽しそうな、生き生きとした表情に変化していったことに驚きました。
例えると、「不安でいっぱいの小さな種から綺麗な黄緑色の目が顔を出しすくすくと伸びていくような感じかな」
先生方や先輩方、保護者の皆さんの多くの愛情をいう光をいっぱい浴びて年を追うごとに成長していきました。
三年間で簿記や情報処理などの資格を取得できたのも大きな自信につながったと思います。
中学時代には考えられないことが起きるのが島実ですね。
学校生活の中で最も大きな行事は自遊祭ですが、今年はコロナ禍の中感染リスクを抱えながら、安全重視の中で何ができるのか、悩み、葛藤し、検討を重ね島実一丸となって無事に開催することができました。
消極的だった子供たちが、実行委員になり、デザイン長になり、堂々と舞台に立つ姿や、バンド演奏をしたり、歌を歌うなど、積極的に変わっていく
「これってすごいこと!」
先生方の尽力には感謝してもしきれません。
三年間、さまざまな行事を通して多くの人と触れ合い沢山のことを学んできたと思います。
悩みやストレスを感じながらも、仲間と協力し、支えあい、お互いを尊重する大切さを学び、今ここに大輪のひまわりが咲き誇っています。
このように成長できたのも、先生方の生徒一人ひとりに寄り添い個性を大切にしてくださるご指導のおかげです。
島実に救われたのは子供たちばかりではありません。同じ境遇の保護者の方達と関わる機会は、私たちにとって必要なものでした、先生方はいつも温かい言葉をかけてくださり、私たちもどんなに癒され励まされたことでしょう。
三年前、先生方を信じ子供たちをお願いしたことは間違っていませんでした。
島実という学校に出会えて、先生方に出会えて本当に幸せでした。
子供たちは卒業後、進学、就職とそれぞれの道を歩むことになりますが、島実で培った自信と誇りを持って、笑顔を忘れず前を向いて進んでいってほしいとの願いを込めて
「ガンバレ」とエールを送りたいと思います。
結びに、島田実業高等専修学校のますますのご発展と、理事長はじめ、校長先生、諸先生方、そして、島実に関わる全ての皆さまのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げてお礼の言葉とさせて頂きます。