クリスマス会生徒総会が行われました
2024年12月17日
12月5日(木)にクリスマス会生徒総会が行われました。実行委員のみなさんの一生懸命な想いが、あたたかくやさしい言葉や笑顔となって届きました。このような時間を共有することで、島実伝統の愛と感謝を伝え合うクリスマス会に対する想いが、深まっていくように感じます。島実にとっておきのまほうがかかるよう心を込めて準備をしていきたいと思います。以下に、クリスマス会実行委員長の小玉佳澄さんのテーマ説明と実行委員長の言葉の全文を掲載します。
〈テーマ説明〉
改めて、今回のクリスマス会のテーマは、「クリスマジック〜えがお届けるおまじない・ぜんぶ抱きしめて〜」です。テーマを決めるにあたり、2年生全員にアンケートをとり、協力してもらい、実行委員のメンバー、藤さん、角さんと何度も話し合い、今回のテーマになりました。
突然ですが、皆さんはどのような魔法をかけられたいですか?私は、自遊祭を通して、笑顔という魔法をかけてもらいました。自遊祭の演出で、「人の力では成し得ない不思議なことを行う術を魔法と呼ぶ時間と場所を越えてつながった人の想いが引き起こす不思議なことも、魔法と呼ぶにふさわしい」とありました。自遊祭の「つなぐ魔法」を大切に引き継ぎ、クリスマス会でも、つなぐ魔法をかけたいという想いが話し合いで出ました。そして、最後まで「クリスマスンバラシー」と「クリスマジック」の2つで悩んだ結果、今回のテーマは「クリスマジック」に決まりました。
次に“えがお届けるおまじない”について説明します。
“えがお届ける”は、1年、2年、3年生、教職員の島実に関わる全ての人に笑顔を届けたいということでえがお届けるという言葉を使いました。私たちは3年生、教職員の方々に、温かく優しい笑顔を届けてもらったので、安心して笑うことができました。3年生が温めてくれた想いを次は私たちが受け継ぎ、1、2年生、教職員の皆さんで、これからも温めていきたいです。そして、“おまじない”は、神様、仏様の力を借りて災いや病気をのぞいてくれるように願う、という意味があります。この意味をふまえて、島実にとってのおまじないはなんだろう…と考えたところ、島実の長い歴史の中で受け継がれてきた光や想いが島実の守り神となり守ってくれているのだと思いました。その神様の力を借りて、みんなでえがおを届けるおまじないをかけていけたらと思いました。
最後に、“ぜんぶ抱きしめて”について説明します。今回テーマを決めていく中で、実行委員メンバーでそれぞれの想いを話し合いました。沢山の想いや意見が出た中でどの想いも大切にしたいということで“ぜんぶ抱きしめて”になりました。喜怒哀楽も、自分のコンプレックス、影に隠れている一面、多くの人の想いも、すべて抱きしめこれまで、先輩方が絶えることなく受け継いでくれた、光、想いを抱きしめてこれからに繋いでいく。そして、これまで島実に関わってきた多くの人たちが大切にしてきた島実の大きなテーマである「あなたはあなたであればいい」という、その人自身を優しく抱きしめてくれる言葉があります。島実には、色々な個性を持っている人がいて、一人一人っても大切な存在で、その全員抱きしめたい…その想いも含め“全部抱きしめて”に決まりました。
今年のクリスマス会は、今年でしか味わえません。そんなクリスマス会を創り、彩ることができるのは1年、2年、3年生、そして教職員の皆さんです。そのために皆さんなりの形で、このテーマを深めていってもらいたいと思います。
以上で、テーマ説明を終わります。ありがとうございました。
〈クリスマス会実行委員長の言葉〉
クリスマス会総長を務めます、幼い頃家にサンタさんが入ってこられないよう、玄関にぬいぐるみを敷き詰めたけど、翌朝枕元にしっかりプレゼントが置いてあった小玉佳澄です。そんな私ですが、中学生の頃 不登校を経験しています。中学にあがり、小学生の時とは変わってしまった人間関係クラスメイトと上手く行かず、中学校という場から距離をおきました。当時の私は、人の目が怖く、人前に出ること、ましてや話すことも出来ませんでした。そんな時に 出会った島実。人間関係も、勉強も 全てもう一度 やり直したいという気持ちがあり入学しました。ですが、島実に入学してからも、つまずいて立ち止まったこともありました。そんな私がこうして前に立って話せているのは、今年出会った 仲間、先輩、教職員の皆さんのおかげだと思っています。私事ですが、今年 様々な経験をさせてもらいました。夕涼み会のスイーツ作りに参加してから自遊祭、実行委員、秋フェスタでもスイーツ作りに参加し、今回、総長という役割を任せてもらうことになりました。踏み出す勇気をくれた仲間、背中を押してくれたり、支えてくれた先輩方、教職員の皆さんがいたから、色々な事を心から楽しむ事ができました。
そして、今回、総長を務めるにあたって昨年、一昨年のクリスマス会総長を務めた先輩方のノートを拝見しました。「アイス食べたい!」などのユーモア溢れる内容だったり、息詰まったときに手を差しのべてくれるような言葉…。先輩方の多くの苦労を感じて、とても感動しました。そんな、先輩方の想いを受けとり、自分たちなりに温めていきたいと思います。ですが、私たち、2年の力だけでは クリスマス会を作ることはできません。
右も左も分からないまま、教職員の方々に力を借りながら、手探りでここまでやってきました。これから、クリスマス会を盛り上げていくためには1年、2年、3年生 そして、教職員の皆さんの力が必要です。まだまだ、未熟な私たちに力を貸してください。当日は、1年生の想いも乗せて 最高のクリスマス会にしたいと思っています。
クリスマス会の定義にもありますが、愛と感謝を伝え合いそして、笑顔の魔法をかけ合い、かけがえのない場、時間になる事を願い、責任を持ち覚悟を決め、総長の話とさせていただきます。改めまして、皆さんよろしくおねがいします。
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